かねてより進めてきた望岳荘の木質バイオマスボイラーの導入工事が竣工し、7月1日火入れ式が行われました。中川村森林バイオマス構想が策定されてから4年余、信州なかがわ木の駅実行委員会が発足して村内の山林から原木が出荷され始めてから2年余、そしてNPO法人「ふるさとづくり・やらまいか」の皆さんによる薪割り作業開始から1年の時を経て、ついにこの日バイオマスボイラーに火が点りました。
中川村の豊富な山林資源が有効活用され、地域経済の活性化や化石エネルギーの消費削減、ひいては地球温暖化防止に寄与する活動がいよいよ本格的に始まりました。この日が迎えられて感慨深いものがあります。新型コロナウイルスの影響で休業を余儀なくされていた望岳荘も、この日営業を再開しました。薪で沸かしたお風呂は身も心も暖まります。皆さん、ぜひ体験に来てください。