[ だそまい会が開催されました ] 2020/11/24

　信州なかがわ木の駅プロジェクトの2周年を記念して、11月1日にだそまい会(共同搬出会)を開催しました。この日の参加者は20代から70代までの老若男女8名。現場は中川村村有林のヒノキ切捨て間伐跡地です。林内に放置されているヒノキはそこそこの太さがあるので、全て90cmの長さに玉切って、次々と軽トラに積載していきます。15時前には「ウッドストック」へ無事搬入することができました。この日の出荷材積は6.77立方メートル。33枚の里山券（33,000円相当の地域通貨）をみんなで山分けして、一人当たり4枚を手にしました。参加された皆さん、お疲れ様でした。
　なお、今回の現場にはまだ多量の林地残材が残されています。この現場でもう1回だそまい会ができそうですね。

　だそまい会に先立って、9時から望岳荘の薪ボイラーを見学しました。この薪ボイラーは7月1日に稼働開始したのですが、実際に薪をくべている現場を見る機会がなく、この日望岳荘のボイラー担当者にお願いして、着火する様子を見せていただきました。村内の森林資源がこうして地産地消のエネルギーとして利用されていることを目の当たりにして、皆とても感慨深いものがありました。また、はるばる辰野町から有賀茂人さん（信州木の駅プロジェクト事務局長）も視察に来てくださいました。

　なお、この日19時から丹羽健司さんをお招きして2周年記念の懇親会(兼 丹羽さんの送別会)を開催しました。丹羽さんには2年余りにわたって木の駅アドバイザーとして大変お世話様になりました。新型コロナウイルスの影響で3月から延び延びになっていた送別会がようやく開催できました。